『空しいほどに青すぎる空』あとがき

※作品を書いた直後のものではなく、『空しいほどに青すぎる空』を書いた当時(2006年)を振り返ってのあとがきです。


言わずと知れた渾身の一作。
全力を注いだつもりなのですが……あれ?(笑)

『空のフォトスタンド』に登場した主人公・水谷望の親友である佐口麻衣の視点で同じ時間を描きました。

『空のフォトスタンド』を書いた瞬間、別の視点からも書いてみよう、それを続編にしてみようとぼんやりと考えていましたね。
風呂に入りながら。

この作品も藤叙さん主催オリジナル小説リングのイベントの参加作品です。
第9回目のもの。
テーマは「幸せ」だと構想メモに書いてありました。

他のテーマに「受験鬱」とか書いてあった。
幸せとは真逆ですね。

これは僕の妹の友達がブログでやたらと高校受験についての悩みを吐露していたので、なんだか当時(高校受験)を思い出してしまってそれをベースに以前から考えていたものを上乗せしていった感じです。

当時の僕(高校2年)としては全身全霊で書いたつもりでしたので、イベントの感想ではなかなかの評価をいただきました。

ところが最近友人にこの作品を読んでいただいたところ、正直に「微妙……」という感想が……。

なんかちょっと僕自身を否定されてしまったような気がしました。
大体僕が高校受験で感じたことを降りかえって麻衣に代弁させているのでね。

作品的には微妙かもしれませんが、経験にはなっていると思っています。
小説を書く上でのね。

この作品を書いてしばらくしてから一連のシリーズを考えたんでしたっけね。
昔書いていた変なファンタジーのタイトルをそのまま持ってきたり(第4作目『澄み渡る大空の果てに』)、ちょっと連載していた「流星」のタイトルを変えてみたり(第6作目『雨空の流星雨』)。

一向に書ける気がしていませんが、いつか書けるようにしたいと思います。
3作目は『埋められない空白』というタイトルで、瀬戸茜の視点で1・2作目からしばらくした後のお話です。

気づいた方もいるかもしれませんが、「空」という漢字を必ず入れています。
共通項としてね。
どうでもいいですね。

前回の『空のフォトスタンド』のあとがきでも書いたのですが、いつか2つと『埋められない空白』を合体させてリメイク予定です。
リメイクしたら、どうなるかはわかりません。

小説家になりたいのではなく、単純にお話を考えるのが好きなだけ&物語を書くのが好きなだけなので、賞の応募はやめようかと悩んでいます。

たま〜に書くぐらいがいいんです。
仕事にはできないよ、やっぱり。

というわけで合体作品、お楽しみに。

2009/03/09 Heki Yuduki



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