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Novel

2014.7.3 『ハイブリッド・サムデイ』全12話から全6話に改編しました。内容に変更はありません。

※新人賞応募のため、いくつかの作品の公開を停止または延期しています。ご了承ください。


楓(かえで)のウィール

楓(かえで)おばあちゃんのことを思い出すときは、いつだってあの夕暮れのなか、自転車の練習をしている場面が真っ先に浮かぶ。他界してしまった楓おばあちゃんには心配ばかりかけていた紅葉(もみじ)。楓おばあちゃんが教師をしていた高校に入学しても、紅葉は学校生活をまったく楽しめずにいた。しかし友達に誘われ、自転車部に入部することに。奇しくも楓おばあちゃんが顧問だった部活だ。天界にいる楓おばあちゃんを安心させ、期待に応えるためにも紅葉は学校生活を精一杯楽しもうと胸に誓う。




マコトノ

連作短編集「はにかんだ微笑みと失われた約束」第3話]

本物の自分でも、偽物の自分でも、空っぽの自分でもない。今、新しい自分に変わるんだ!
自分の立ち位置に悩む真(まこと)と、演劇部の花形の琴乃(ことの)。二人は学校では嫌われ者だった。しかし、自分たちにできること、自分たちにしかできないことを見つけたとき、一歩踏み出すことができる。思春期の子どもたちが変わっていく、その輝き。




ハイブリッド・サムデイ

連作短編集「はにかんだ微笑みと失われた約束」第2話]

大抵の人は二つの未来を同時に手にすることはできない。たまたまその場に居合わせた偶然を必然と捉えてしまうのだ。
俺がある事故によってデスボイスしか出せなくなった女の子と出会ったのもその偶然だったが、彼女は目の前の二つの道を同時に選択することを選んだ。
そこから教えられたのは、運命、未来のいつかを決めるのは待ちの体勢ではなく、決断するということだった。




黄泉の道化師

この世界の住人は誰しも、自分を護るために仮面を被って生きている。過去を隠し、正体を隠し、つくりものの自分で他人と接している。
その仮面を外したときに明かされる真実、人の心の闇は残酷で途方もなく深い。
死者と生者とを結ぶ、欺瞞と虚飾の物語。




Have A Good Day

四千人に一人の病気、小腸を始めとした消化器官に潰瘍が発生する「クローン病」。
名前すら一般的に浸透しておらず、世間の認識と理解はまだ薄い。だが落ち込まず、嘆くことなく、ありのままに生きよう。それが僕らをいい一日につなげてくれるはずだ。実体験をもとにした、病気小説。




てのひら

てのひらの上の、運命という名の羅針盤。
ある日僕は、「手相を見せてくれませんか」という新興宗教の勧誘を見事に撃退する少女に出会った。
手相は心を映す鏡。僕は自分のてのひらの上に、宇宙と心の奥底と、そして、鮮烈なまでの未来と過去を見た――。


 前編 : 後編(please wait)


水溜りのホップロック

自分の見ているこの世界が、本物だって信じられる?
世界を拒んだ少女と少年は、水没した東京のビルの屋上遊園地で、世界から置き去りにされた。
夢も希望も未来もなく、ただ世界の破滅を願うしかなかった……。




ビーハイヴ

連作短編集「はにかんだ微笑みと失われた約束」第1話]

騒がしいこの星は今日も変わらず回る。
高校の卒業式の数日前、クラスの女の子が罪を犯していることを知った僕は彼女を正常な世界に引き戻そうと試みる。女王バチと、働きバチと、何もできない子孫を残すためだけのオスのハチ。
嗚呼この世界は、まるでビーハイヴだ。




キリツのセカイ

それは、変えることのできなかったもうひとつの未来。
“記憶のごみ捨て場”で生まれたキリツと、誰の記憶にも残っていないユウヒ。
負の感情が渦巻く広大な機械都市で、二人が織りなすサイケでポップな記憶とからだのパラレル・サイエンス・フィクション。




ガラスの音色

「世界中の人に認められなくたっていいじゃない。君はその足で歩けるんだから」
人と話すのが苦手な浦谷凌(うらたに しのぐ)はある日、やさしいピアノの音色を耳にする。
ガラスのように繊細なその音色は、二度と歩くことのできない少女のものだった……。




空しいほどに青すぎる空

「私の心とは裏腹に、空は空しいほどに青すぎて、雲は呆れるほどに白すぎた」
中学三年の秋。高校受験に向けての準備が始まる中、一人の少女が行方不明になった。
親友が重病を抱える中で、受験とその事件が佐口麻衣(さぐち まい)の心を大きく揺らめかせていく……。




空(から)のフォトスタンド

「このフォトスタンドには、写真には収めきれないほどの思い出が詰まっているんだよ」
重病を抱えた私は地方の病院から大学病院へ移り、手術を受けることとなった。私を唯一支えてくれたのは、一番の親友からの誕生日プレゼントである空っぽのフォトスタンドに写真を入れたいという希望だけだった……。




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